ご挨拶

マイクロボア工具は、昭和35年7月、米国デブリーグ社との技術提携により関東工機株式会社にて日本国内において製造販売され、35年の永きにわたり中ぐり盤用工具として、また近年はマシニングセンター用工具として皆様に親しまれてまいりました。
当社は、このマイクロボア工具の、東海地区への自動車産業界・工作機械産業界に重点を置いたさらなる浸透を目的に、平成元年5月より主に東海・北陸地域を中心に販売を続けてまいりました。
平成6年7月、関東工機株式会社の突発事情の発生により、マイクロボア工具の製造が不可能となりました。
そこで当社は、同社製造部門の一部機械装置類・技術資料を買い付けし、平成6年10月当社内に製造部門として【KMB事業部】を発足、平成6年12月より同工具の製造販売を開始いたしました。
平成10年2月、旧関東工機株式会社のラム型フライス盤・バフ専用機及び各種専用機の製造・販売及び修理サービス業務を行う部門として【KMT事業部】を発足、平成10年4月より業務を開始いたしました。
当社としましては、旧関東工機株式会社が35年間の永きにわたり培った技術と株式会社五島電機工業のFA電機制御システムを基盤に、日々激しく変化する世界環境・技術革新に追随する新技術・新製品の開発と高精度製品の生産力の整備拡大・加工技術の強化向上に努め、産業界の発展に寄与すべく精進してまいりたいと考えております。